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第6回 EBAC総会
EBAC（イーバック）
ほんだ歯科口臭外来提携クリニック制度が始まって今年で６年。
この度、規模の拡大に伴い、ほんだ歯科提携クリニック制度は、Excellent Breath Alliance Clinics （EBAC）として名称を変更いたしました。
平成20年11月30日（日） 第6回EBAC総会が大阪で開催されました。
午前、EBACの今後の方針の後、メインはEBAC会長 本田俊一先生による最新の技術指導です。
失敗事例の検証から始まって、チャート式診断、新規技術導入の確認として後鼻腔ガス・腸管内ガス（水素・メタンガス）のガス検査法、新規開発製剤についての説明及び、ブレスエステ・ドライマウス･アンチエイジング・予防歯科といった治療モデルの構築など多岐に渡る講演内容でした。
特に、失敗事例の検証では「患者さんの受容と認知」の重要性を再認識いたしました。
昨年同様、今年も頂いた詳細な資料は、本田先生の提携クリニックへの熱い思いを感じさせます。ありがとうございました！！
昼食時は、ランチョンセミナーとして、オオヤ歯科医院の大谷浩登先生が、「しぐさへの対応 歯科診療内科的アプローチ」と題して講演されました。大谷先生は、「 かわいい女性になれる 愛され息のつくり方 」の著者です。
すごくわかりやすく書いてあるお口のエチケット本です。女性向けのようになっていますが男女関係なく知識として知っておいた方が良いオススメ本です。
午後は、教育講演として以下の先生方の講演でした。
1 壇国大学教授・アジア予防歯科学会会長 Shin,Seung-Chul
『 The accuracy test on the oral malodor checking devices and the malodor control effect for Mastica component. 』
2 五味クリニック 五味 常明
『 体臭治療-その意味と問題点- 』
体臭も口臭もニオイの治療なのですが、五味先生の考え方は、本当に本田先生と同じ方向を向いていたので、やはり行きつく所はここなんだなという思いを新たに感じました。
臭いは、人に迷惑を与える・他人に不快を与えているという悩みを自分の胸の中に持ってしまいます。人にくさいと言われたら自分はそこにいられなくなってしまうのです。それは、自己存在の悩み、アイデンティティーの悩みゆえ奥深いということです。
テレビでも有名な五味先生の講演、大変興味深いものがありました。
3 東京歯科大学教授・口鼻臭臨床研究会会長 角田 正健
『 口臭治療の現状とその問題点 』
4 松本歯科大学歯科薬理学講座・付属病院口腔内科教授
王 宝禮
『 舌を診る、心を診る 』
王先生の講演は今回で３回目ですが、本当にいつも元気でハツラツとした講演です。ドライマウスなど舌に問題を抱えている患者さんは増えています。漢方薬は、今後学んで行かなければならない課題だと思っています。