2010年かわべセミナー北東北
2010年4月25日(日)、岩手県盛岡市で第9回北東北セミナーが開催されました。
今回の講師は、吉良信史先生、きら歯科クリニックスタッフ4名の皆さんと飯塚宏明先生です。出席者は18医院107名で、昨年同様、熱気あふれる講演会となりました。
かわべセミナーの若手ポープ、吉良先生による「姿勢咬合を予防に応用した」お話でした。
かわべセミナーを受講して聴いていた、体と免疫の話、食生活のこと、内臓下垂のこと、立ち方・特にすわり方の重要性など、何度もかわべ先生から聴いていたことを再認識いたしました。
- なんでぬるま湯を数回飲むのか
- なんでストレッチプロに乗るのか
- なんで足裏マッサージをするのか
吉良歯科クリニックの衛生士、野口さんからは、姿勢咬合を、普段の臨床にどう取り入れているかというお話をしていただきました。
患者さんの待合室での座り方、歩き方、ユニットへの座り方をしっかりと観察しています。重力バランスのとれた姿勢に治してあげるだけで、体のねじれがとれて楽になり、顔の表情もしっかりとしてきます。
初診時から予防にいたるまで患者さんの近くで患者さんのためにアドバイスを送り、それだけで良くなってしまう患者さんもいます。
それは、なぜか?
姿勢咬合を考えるとき、重力と姿勢の関係が重要です。
重力に抵抗できるように姿勢を維持できれば(正しい姿勢)、免疫力は最大限になります。この正しい姿勢が出来れば、血液・リンパ液などの血液循環が良くなり、細胞や組織が活性化し、体の自己治癒能力が上がるため、治癒や予防の効果が上がってくるのです。
患者さん自身が自分で治し、予防していけるようになってきます。この免疫力を最大限に上げるための方法を 色々知って臨床に応用することが出来るようになると、治療も予防ももっと楽になってくると思います。
飯塚先生も、吉良先生と一緒に来ていただいて、すごくうれしかったです。
おかげで、ホワイトニングのフォローアップセミナーまでして頂いて感激です。
ありがとうございました。
2年前に、かわべセミナーの大阪コースへ通っていた頃を思い出しました。少しずつ、大切な何かに気づきながら、患者さんの健康と笑顔のために邁進していきたいと思っています。